何故こんな痛い思いをしなければいけないのか

 

内膜を搔き出す手術は基本的には全身麻酔なので痛くない。

ただ、一番最初に受診した婦人科で笑気ガスのみで搔き出しを行った時は、本当に痛かった。

手術時間は10分程度だったらしいが、1時間くらいのように感じた。

地震が来て生き埋めになるという夢のようなものを見ていると、終わりましたよーと起こされると全身が汗でびっちょりだった。

その後も下腹部が痛く、ベッドではなく高さのある手術台の上でうずくまって痛みが軽くなるのをひたすら待った。看護士さんに痛いと訴えるも内部を搔き出したのだから仕方ないと言われるだけだった。

40分くらいだったと思うが少し痛みがひいてきた所で帰るように促されて、よぼよぼしながら迎えに来ていた親の車に乗った。

帰りに回転寿司に寄ったけど、あまり味がしなかった。

そしてその夜はすぐに眠ってしまった。

 

私の人生で痛い辛いランキングは、

1位ノロウィルス 

2位足の親指の爪を剥ぐ時の麻酔+その後の患部消毒 

3位側溝に落下 だったが、ぶっちぎりで1位に躍り出た。

 

事前にネットで調べて麻酔をするから痛くないという情報を得ており、笑気ガス=麻酔と思っていた私は軽い気持ちで手術に挑み、死んだ方がマシと思ったし、後で出産というものはこれより痛いのかと、どんよりした気持ちになった。

何よりも病院の選択は大事だと思った。

全く話を聞いてくれない、基礎体温がガタガタなのを頭ごなしに怒られる、予約時間意味無しで待たされた挙句、待合室の電気を消される・・・

その後、子宮内膜異型増殖症ということで総合病院へ転院となるが、時間とお金の無駄だったと今でも思っている。